diary|2023/05

2023/05/31(Wed.)|エブエブ

今日の素敵なもの|トリケラトプスのぬいぐるみ

jellycatで買ったトリケラトプスのぬいぐるみが届いた。かわいい。

jellycat.official.ec

 

2023/05/30(Tue.)|就活終わり?

5/25に受けた面接の結果が返ってきた。お祈りである。予想されたことではある。

さて、これで私がエントリーした企業は全て結果が返ってきた。弾切れ、ということだ。これ以上は望むのが難しいような企業にも内定をいただけたので、これで就職活動は終わりかもしれない。

 

2023/05/29(Mon.)|コーヒーハウスマキ、山科の無印良品

コーヒーハウスマキでブランチ。なんか飲食店をやっていた経験があるらしいお婆様がモーニングセットにケチをつけていた。マキのモーニングセットは有名なので、読者諸賢には説明する必要がないかもしれないが一応説明しておくと、食パンの中をくり抜いてトーストにし(バターがたっぷり塗られている)、残った食パンの耳の枠に、ポテトサラダやレタス、ハム、ゆで卵を盛り付けた人気メニューである。気になる人はググって。

で、そのレディー曰く、フレンチトーストにするならまだしもこの食パンはまずい、耳を残している人が多い、耳の枠に生卵を落としてフライパンで焼いたほうがいい、最近このメニュー始めたんでしょう?もっと工夫したほうがいいわ。……とまあ言いたい放題だった。

ちなみに、メニューには書いていないが、モーニングセットで残されがちな耳の枠は、焼いてもらってバター付きで出してもらうことができる。

腹ごしらえを済ましたところで、山科へ向かった。最近蒸し暑くて扇風機をつけたいのだが、うちの扇風機はボロくてテンションが上がらないのである。そこでサーキュレーターの在庫がある山科の無印良品まで出向いたというわけだ。山科の無印は地下1階から地上2階まであるドデカ無印で、つまりは楽園だった。

 

2023/05/28(Sun.)|スマートコーヒー、スマホキャリア変更、guepard

今日はお出かけデー。

四条まで出かけて、スマートコーヒーでお昼ご飯を食べ、スマホのキャリアを変更し、guepardのメガネを物色した。就職祝いに何かしら買っていただけるそうなので、新しいメガネを買おうかと思うのである。

 

2023/05/27(Sat.)|新芽🌱

うちのかわいいかわいいガジュマルちゃんが新芽をにょきにょき伸ばしている。置肥効果かもしれない。

モンステラも一番新しい葉の根元から気根をうねうね伸ばしている。これが地面について安定してくれるとうれしい。

この季節、植物は半日くらい置いておくと少しおっきくなったかな?と思う程度に成長するので、お世話していてたいへん楽しい。

 

2023/05/25(Thu.)|二次面接、内定3つ目

東京で面接を受ける日。昨日まで結構しんどい感じだったが、今日は割と調子がいい。ただ、iPadを忘れてしまって新幹線の中でうまく時間を潰すことができなかった。

肝心の面接だが、いかにもかしこまっていて、私の人となりというよりちゃんと企業のことを調べているかを聞かれて、あまり感触がよくなかった。私は面接の練習や準備をまるでしないタイプなので、それが裏目に出たのだ。まあ、できる限りは話した。

控え室に通されたときに、横に積んであった本をいくつか適当に見繕って持って帰ってよいと言われたのはラッキーだった。

ホスピタリティあって心地がいいなあと私が思う会社の面接では、入室したら、こちらが何か言う前に「荷物はこちらの椅子へ。どうぞお掛けください。」と向こうから案内してくれるし、面接官がちゃんと笑顔で目を見て話を聞いてくれる。他方で、今日のところは、こちらが挨拶・自己紹介するのを待っており、それが終わってから「それではお掛けください」と言うような感じで——これが普通なのかもしれないが——、こちらが話していてもメモを取るのに必死なようであまりこっちのことを見てくれない人もいた。

面接後、あ〜やっちまった〜と思いながら、気晴らしに丸の内をぶらぶらしていたら、先週末に面接を受けた会社から内定の連絡をいただいた。労働環境に注意したほうがよさそうな点を除けば、最高の会社だと思うので、結構うれしい。

わんちゃんがいた。うちのよりもふわっふわで、そしてすこしブサイクだった。

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2023/05/23(Tue.)|昨日と変わらず

昨日と変わらず、いまいちテンションが低いので、バイトの時間までずっとベッドに横になっていた。

 

2023/05/22(Mon.)|東京から帰還、バイト

チェックアウトの時間ギリギリにホテルを発ち、京都に帰った。京都に帰るまでの間、だんだんと気分が落ち込んできた。まあ十分想定内である。

自宅に戻ってからベッドに倒れ込んでしばらく休憩し、夜のバイトに備えた。

 

2023/05/21(Sun.)|学会、最終面接、分析美学オフ会

わりかし体は重いが、頑張って身支度して日本哲学会へ。午前中は「動物倫理とフェミニズムジェンダー問題」、お昼の時間は「ランチタイム懇話会(初期キャリア研究者支援)」、午後は「公募のあり方について――応募者の負担を減らすための実践例と性別欄・写真欄の問題」をほんの少しだけ参加した。総じて言えば、どれもつまらなかった。

午前中の動物倫理とフェミニズムのWSで鶴田さんが「ChatGPTに聞いてみたら、うんぬんかんぬんと言ってました」みたいなことを何度かおっしゃっていたのだが——発表資料に記されてはおらず、鶴田さんご自身で発表中にほんのり言及する程度ではあった——、一オーディエンスとしては聞く気がすっかり失せてしまった。第一に、真面目にChatGPTに何らかの回答や見解を求めているのであれば、研究者の能力を疑うし、第二に、ジョークや話の枕として活用しているのだとしても、面白いジョークでも効果的な話の枕でもなかったのだ。

ランチタイム懇話会も午後のWSも参加したが、なんか哲学者ってしゃべるの苦手な人が多くないか?という印象を強く抱き、そして体調もすっかり悪くなったところで、次の予定である面接のために会場を後にした。

学会を経てすっかり体調が悪くなっていたので、面接会場のスタバで英気を養ってから面接に向かった。面接ではいつも通り楽しくコミュニケーションができたと思う。

夜は日本の分析美学者たちでオフ会をした。初めてお会いできた方もいて、大変楽しかった。

いやまあ、それにしても今日は朝から働いて結構なことだった。おそらくこのあと数日間は反動で動けなくなるに違いない。

 

2023/05/20(Sat.)|疲れた、が、東京へ

さて今日から東京へ行こうというのだが、体が重すぎて全く動けないので、夕方ごろまで京都にいた。何とか起き出して新幹線に飛び乗ったが、東京に着いた頃にはすっかり夜だった。高田馬場近辺で適当なお店に入って腹拵えを済ませ、明日に備えて寝た。明日は日本哲学会と就職活動(最終面接)がある。

 

2023/05/19(Fri.)|疲れた

ここ数日活動的な日が多かったので、かなり疲れている。そしてイライラしている。明日から東京に行く予定なのだが、果たして私の体は持つのだろうか。

 

2023/05/18(Thu.)|御霊祭

午前中の授業に出たあとは、ほとんど御霊祭を見て過ごした。あとでYouTubeに動画を編集したものをアップするかもしれない。

 

2023/05/17(Wed.)|オフ、「ピカソとその時代」

本日はオフである。というわけで、今週末で終了となる「ピカソとその時代——ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」(国立国際美術館)に行ってきた。ピカソがメインではあったが、私のお目当てはマティスである。

一番観れて嬉しかったのはこれ。

《オパリンの花瓶》1947年

オパリンの花瓶が描かれた絵はかつて雑誌『& Premium』の表紙を飾ったことがあり、いずれ実物を見たいと思っていたのだが、それが叶った。厳密には、雑誌の表紙を飾っていたオパリンの花瓶の絵とは異なるのだが(雑誌の方は、この絵のように筆先で撫でたような塗り方はしていない)。

東京都美のマティス展へ向けて、気分が高まってきた。

会期も終盤だったので混むだろうと思っていたが、案外空いていてあまり疲れずに見ることができた。余った元気を使って、京都の藤井大丸でお買い物をした。今日もいいオフにすることができた。休む日を意識的に作っていきたい。

今日の素敵なもの|アンリ・マティス《オパリンの花瓶》1947年

再掲。

 

2023/05/16(Tue.)|葵祭、オンライン面接

本日は葵祭である。お昼の間は特に用事はなかったので、見に行った。たいへん風流だったが、結構な人だかりだった。

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パンを買って帰って、久しぶりに翻訳を進める。夕方からオンライン面接をした。就活もいよいよ最終章という具合で、今日の面接がもしかすると最後のオンライン面接かもしれない。あと残るは対面の面接だけだ。

 

2023/05/15(Mon.)|なん読ロゴ

なん読とちゃん読で区別がつきにくいので、なん読のロゴを作っておいた。12日にはざっくりと作っていたのだが、細かい粗を修正して最終ver.を作ったというわけだ。

天候不順のため、葵祭は明日に順延となったそうだ。

2023/05/14(Sun.)|グループディスカッション、新しい学校のリーダーズ、あのちゃん

今日は朝の9:30から12:00まで(長い)グループディスカッションがあった。これは某企業の選考の三次段階で、来週はTOKIOで三次面接があるのである。グループディスカッション自体は終始穏やかな雰囲気で進行し、心地よいものだった。

13:30から16:30まではゼミに参加し、夜は友人とZoom茶話会をした。

私は以前の「今日の素敵なもの」で新しい学校のリーダーズとあのちゃんを紹介したのだが、ぶっちゃけて言うとそこまで彼女らは好きではない。前者に関しては、オトナブルーと言う楽曲が好きなだけで、「個性や自由ではみ出していく!」と言う割には制服とか着ちゃって、結局のところフェティッシュな受容のされ方を望んでませんか?と思っているし、後者に関しては、裏でプロデュースしているであろう存在に思いを馳せた上で面白がっているに過ぎない。

ところで、今日の素敵なものは私が本当に好いているミュージシャンです。ご安心を。

今日の素敵なもの|崎山蒼志

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2023/05/13(Sat.)|『ジャンヌ・ディエルマン』

近所のパン屋さんで、オーセンティックなシナモンロールを含めた美味しいパンを買い込む。出町座で『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』といういつまで経ってもタイトルが覚えられない映画のチケットを早めに買い、その後、植物屋さんを物色。これからの季節、植物をもりもり成長させたいので置き肥を購入した。今度、最近植物を育て始めた親にも分けてあげよう。

『ジャンヌ・ディエルマン』は流石に傑作というほかない出来だった。一日目の描き方は極めて機械的で全て首尾よく家事が行われているのだが、二日目から、靴磨きのブラシが手からすっ飛んでったり、コーヒーが不味かったり、ジャガイモを失敗したり、いつものカフェの席が他の人に座られていたりと、どんどん不安で不気味な感興が高まっていった——それが最後のひと突きに結実する。シンプルで力強い映画だった。

夜はたこ焼きにした。いつもソース味なので冒険してみそダレにしてみたのだが——私は愛知県出身である——、あまり美味しくなかった。

 

2023/05/12(Fri.)|通学風景

通学風景を撮った。手ぶれがひどいが、楽しげな雰囲気は伝わるだろう。こんなに気持ちのいい河原を通って通学していたら、そりゃ鬱なんて吹き飛ぶ。

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2023/05/11(Thu.)|ヤクルト切れ、東山、なん読

ここ数日、元気ではあるが、頭に靄がかかったような感じで、なんとなく調子が悪いなと思っていたのだが、原因が判明したかもしれない。ヤクルト切れだ。

近所のセブンイレブンはいまだに先週末の豪雨で品物が入ってきていないのだが、おかげでヤクルトを調達することができていないのである。そのため、ここ数日はヤクルトなしで生活しているのだが、調子が悪いのはそのせいかもしれない。今日は別のところでヤクルトを入手したい。

集中力が続かないのに研究室にいても仕方がないので、岡崎に散歩しに行った。蔦屋書店をいつもより丁寧に徘徊したのち、岡崎の芝生に座って目を閉じて、しばらくぼんやりしていた。西日を浴びる東山連峰が美しくて涙が出そうだった。

夜はなん読を開催した。

今日の素敵なもの|ぐっすり寝てれば多少の銃弾は耐えられるんですよ【Contraband Police】#11


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2023/05/10(Wed.)|『コンパートメントNo.6』、新茶、L'eau Papier、就活

今日は久しぶりのオフ的な日だ。昼から出町座で『コンパートメントNo.6』を観る。

comp6film.com

シンプルで分かりやすい良作だった。電車で会ったやな感じの労働者の男がそんな急になんでもしてくれるなんて怪しさ倍増してないか?レイプされるかもとかもっと注意したほうがいいぞ?と思ったけれども。調子に乗って、夜の『エブエブ』上映も行っちゃおうかな〜とかも考えたが、セーブしないと5月の面接ラッシュで大変な目に遭いそうなのでやめておいた。

映画の券を買ってから上映までしばらく時間があったので、鴨川をピクニックした。初夏。最高の季節だ。鷺もいた。凛々しいね。

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そのあと、バイト先に差し入れするためのお茶を一保堂で買ってきた。今年の新茶は出来がいいそうだ。水出しにすると甘味と旨味が強いお茶に、お湯で淹れると苦味が少し出てキリッとしたお茶になる。

せっかく三条まで参上したので、小川珈琲が監修している「ジル サンダー キオスク」を覗いてきた。アイスラテを飲んで元気100倍。

www.elle.com

JIL SANDERのロゴが付いているものの中で一番安価かもしれない

BALに来たのでDiptyqueも冷やかしてきた。新作香水のL'eau Papierを嗅いできた。ホワイトムスクがメインな感じだが、ウッディな一面もあって、結構好きな香りだ。紙とインクがモチーフになっているらしい。図書館で勤務しているのでコンセプトからしてどストレートな香水だ。発売されて間もないので他の人と被りにくいのも👌 最近、おしゃれな人はみんなタムダオとかオルフェオンとか持ってますよね。飽きましたわそれ。

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就活。昨日に引き続き進展あり。

本命その4である広告会社から三次面接の案内が届いた。「キャリアインタビュー」とかいう気取った名称で案内されたのだが、つまるところ面接である。またしても東京に行く羽目になったが、ついでにマティス展も観れそうなので楽しみだ。

今日は穏やかで幸福に溢れたいい一日だった。最近の夜の寝つきが悪い点だけ憂慮される。久しぶりに今日の素敵なもの、いってみよう。

今日の素敵なもの|ポカリスエット web movie

今回のポカリのクリエイティブも、いい仕事している。


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2023/05/09(Tue.)|バイト、就活関連であれこれ

今度植物を買うとしたら、アスプレニウムが欲しい。ひだひだの分厚め葉っぱがキュートなんである🪴 日当たりが悪めでも育ってくれそうなのがいいところだ。うちには日当たり欲しがりな子が多いから。

バイト。新年度は図書館利用について尋ねられることが多い。たいへんだが、それ以上にやりがいも感じる。大仰な言い方をすれば、いかにして知の体系に繋がれるのかを教えられるからだ。利用者が知りたいことやりたいことに到達できるように案内すること、それによってもう少し遠いところまで一人で行けるようになること。もう一度大仰な言い方をすれば、人類みんなで知をやってる感じがするのだ。

就活関連でいくつかニュース。すでに内々定をいただいている会社の方と面談して、残業時間や給与などについて突っ込んだ質問をした。あまりいい水準を期待しないほうが良さそうだし、希望の部署に配属されるかわからないのだが(私が行きたいところは狭き門だ)、仕事はそこそこ面白そうだ。

本命その2である出版社は、書類選考とWEBテストを無事通過して、一次面接の案内が届いた。服装についての注記が何もない。一応スーツを着ていこうかな。

そして、本命その3であるコンサル会社から内々定をいただいた。内定というものはどこからもらってもうれしいもんだ。評価されているという感じがする。

 

2023/05/08(Mon.)|香水

香水がくさい人は嫌いだ。そして、嫌いな人の香水はくさい。

最近いらいらすることが多いので、アンガーマネジメント関連の本を借りた。

 

2023/05/07(Sun.)|散々なGW

GWは全体として散々な出来だった。指導教員と面談・友人とランチ・映画1本(『ぬいしゃべ』)とLIVE1本(君島大空Billboardツアー)を観た以外は、ほとんどベッドの上でくたばっていた。カヴェルの翻訳も進めたかったのだが、低気圧で日々の暮らしがまあぐっちゃぐちゃにされた。

 

2023/05/02(Tue.)|今日の元気度は?、鷺になりたい

あれ、先月の日記だと「今日の元気度は、〇〇%」って言ってたのに、今月の日記は忘れてるな?と思った人が一人くらいはいるかもしれない。そうです。忘れるのでやめました。というか、そもそも自分向けの記録はNotionに溜めていて、その日の元気度はそこに記しているから、わざわざブログでもう一度書く必要ないやろと思ってやめたのでした。まあ、別に僕の体調に興味ある人もそうなかなかいないし、いいでしょ。

初夏さいこう〜、と気持ちよく鴨川沿いをチャリ漕いでたら、目の前を白いものがブンッと横切ったので振り返ったら鷺だった。鷺はじっとしてて本当にかっこいいよな。鷺になりたい。あるいは鷺みたいな人に。


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昨日の服が淡い色で好きだったのであげておく。

靴はこの前洗ってまっちろにしたMoonStarのGYM CLASSIC。かわいい。白い靴下を履こうかと思ったけど、全体的に淡すぎるのでそれはやめてファミマで買ったターコイズブルーの靴下にした。かわいい。

この前観たunpisさんの絵に色が似ている

 

2023/05/01(Mon.)|GW、『天気痛』、忘れ物予報

実のところ、4月末からGWは始まっているのだが、5月に入るといよいよGW感が高まってくる。私は特に遠出はしない。先生と面談したり、友達とご飯を食べたり、映画を観たり、せいぜいライブで大阪に行くくらいだ。身近なところでのんびり過ごすのが好きだ。

そんなGW中、アカデミックカレンダー上は授業は開講しているので、図書館も休館にならず、そうして、私が出勤しなければならなくなる。というわけだ。まあ、GWだし流石に良い子の新入生諸君は帰省していて大学はすっからかんだろう。そう思っていたら、結構人がいる。いつもと同じくらい。GWだと言うにもかかわらず、お上の言う通り授業を開講している先生がおり、それに大人しく従う学生がいるのだろう。みんな真面目でえらい!

これは幼稚園の送迎バスと運命を共にするキューピーちゃん

バイトしながら佐藤純『天気痛——つらい痛み・不安の原因と治療方法』(光文社新書、2017年)を読んだ。

著者の佐藤さんは愛知医科大学で天気痛外来をされているらしい。いいなー俺も行きたい。

で、本書について。光文社新書の割には、天気痛のメカニズムの説明が細かい。天気が悪いと関節が痛む、古傷が痛む、頭痛がひどくなる——どうしてこうなるのか? この説明をするために、天気痛を引き起こす天気はどんなのかとか、症例の紹介とか、痛みが認知によって変化するとか、まあ色々述べた上で結論が出るのは第3章だ。もう少しわかりやすくまとめられるのではと思うが、本書が言いたいことの一つは〈天気痛には様々な事象が絡み合っている〉ことなので仕方ないのかもしれない。天気痛に悩まされていて、「早くこの痛みをどうにかしたいんだ!」と思っている人には、あまりお勧めできないだろう。あるいは、そういう人は第4章から読むといい。

結論から言って、天気痛のメカニズムはこうらしい。

(まずそもそも天気痛なる病気があるというわけではなく、天気痛とは天候の変化によって慢性痛が急性化したりする病態を指す。)気圧の変化を耳の奥にある内耳が感じ取って、前庭神経を通って脳に信号が送られ、自律神経のストレス反応が起こる(交感神経が興奮する)。(1)これによって、血管が収縮し血行が悪くなって、痛みを引き起こす生理物質が生じる。または、(2)本来別々に働く交感神経と痛みの神経の間に連絡が生じており、交感神経の興奮が痛みの神経の興奮になる。

へ〜という話だ。私は片頭痛もちの天気痛もちなのだが、気圧と頭痛の関係性についてはまだ何となく身体で感じている程度の天気痛エアプ勢なので、賢く対策ができる程度には解像度を上げたい。

この本で、バイオウェザーサービスなるものが紹介されていた。単なる天気予報が見られるだけでなく、それによって影響を受ける健康状態についての予報もお伝えしてくれる便利なサービスだ。

www.bioweather.net

「健康予報」では、心筋梗塞やら喘息やら関節痛やら鬱やらの心身の不調を予報し、また「生活指数」では、お肌や洗濯、体感ストレスなどの調子を予報してくれる。

生活指数の中で「忘れ物」という項目があって笑えた。天候と忘れ物関係ないやろ。関係あるとして、忘れ物をしがちな人に伝えるべきは、天気予報よりもライフハックやろがい。

 

先月のdiary|2023/04

eudaimon-richo.hatenablog.jp