diary|2022/12

2022/12/31(Sat.)——誕生日

気づいたら2022年も終わろうとしている。つまり私の誕生日が来たということだ。

生まれた

誕生日プレゼントにはPENTAXの双眼鏡を買った。単眼鏡としても使えるらしい。鴨川さんぽと美術館巡りがもっと楽しくなりそう。

こちらはほしい物リスト。みんなどしどし送ってくれよな。

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2022/12/16(Fri.)——授業、授業、バイト

金曜日は忙しい。2限授業と4限授業とバイトがあるから。

バイトでは、昨日に引き続き『すごい哲学』にコメントをいただけた。自分がこだわって書いたポイントを読み取ってもらえたようで、よかった。

日記でもちょこちょこ言及していた異常文体書評はすでに編集委員会の方に送った。

 

2022/12/15(Thu.)——散髪、「何にでもなれる」、これはダサいのか?

髪が伸びてきたので散髪。かっこよくなった(当者比)。が、頭がだいぶ寒くなった。これからはますますニット帽を手放せなくなりそうだ。髪切った意味ある?

『すごい哲学』がそこそこ売れているらしい。もっと売れろもっと売れろ。バイト先の職員さんに書きました〜と本をお見せしたら、事務室内で回覧してもらえた。それから色々とありがたい感想をいただけた。自分の書いた文章が褒めてもらえるというのは数ある褒めの中でも一等うれしい。「博士に行かないんですか?もったいない!!」とか「伊藤さんは本当に何にでもなれるし、どこに行っても活躍できますよ」とお声がけいただいた。就活でメンタルを削られている最中だったので、後者のコメントはなんというか、俺、がんばろ、、と前向きな気持ちになった。ただ、文章を読んでそんなことまでわかるわけはないので、むしろ普段の働き方とかそういう部分も含めたコメントなのだと思う。嬉しいことに変わりはないが。

自分の仕事や活動の出来について、不出来な部分を見すぎてしまうきらいがある。90点をとっても失った10点のことばかりが気になってしまう。向上心があるのはいいことだが、自分ができていないことだけでなく、自分ができていることも認識できるともっといい。そのためには他の人に自分ができていることについてコメントや褒めをいただいたり、自分以外の人がどれくらいできているのかを知ること(翻って自分が全体のどの位置にいるのかを知ること)が大事だ。これもやりすぎると、人と比べてばかりの浅くて甘い人間になるのだが、問題はバランスである。私は自分を罰しすぎる人間なので、甘めにするくらいじゃないと、中庸が実現できない。

今度買おうと思っているタンブラー(MiiR)に、自分が好きなショップ(ELEMINIST)とのコラボがあることを知った。

ステンレスボトル(水筒)- 473ml

ステンレスボトル(水筒)- 473mlshop.eleminist.com

見た瞬間、うわーかっこいい!と思ったのだが、頭を冷やして考えてみると、「ELEMINIST」のロゴがデカすぎて下品だし、元々のタンブラーのMiiRのロゴとのバランスが取れていないように思えてきた。これはダサいのか?

今日の素敵なもの

Öffen「scallop pattern - BLACK」

scallop pattern BLACK 側面

scallop pattern - BLACKshop.eleminist.com

恐竜のしっぽのぬいぐるみかと思ったら、靴だった。まあかわいいが、しっぽだったらもっとかわいかったと思う。

 

2022/12/14(Wed.)——寒い、研究室をお掃除、寒くね?

なんだか昨日は気が立って寝られなくて、徹夜することになった。徹夜明けの街には、今さっき会った人にまたすぐ会うときのような気恥ずかしさと馴染み深さを感じる。連続性、連続性……とマスクの中で呟く。

それはそうと寒い。形容しがたいほど寒い。頑張って言うなら、四肢がもげるほど寒い。現在雪だるまと呼ばれているものは、四肢がもげた私を象って作られた人形の名残りだそうです。

研究室に来たら、野球部が周回でもしてたんか?ってくらい汚れていた。あまりにも汚いので掃除した。研究室にはろくな掃除道具がなく、それが研究室の汚さを助長していると思う。なんで腰の曲がったおばあちゃんが家の前を掃くときに使うような柄の短い箒しかないねんクソがとか悪態をつきながら、気合いで1時間掃き掃除。すっかり腰の曲がったおじいちゃんになってしまった。

わりかし志望度の高い企業(法人)の説明会を受けた。思っていたよりもnot for meな場所だった(私が存分に活躍できるような場所ではなかった)。説明会のために授業を休んだ。残念なことです。

今日の素敵なもの

カネコアヤノ『タオルケットは穏やかな』

アルバムの発売はまだ先だが、先行リリースされている2曲を聴いただけでかなり期待が高まる。カネコアヤノは平和すぎて飽きてしまったから最近は聞いていなかったのだけれども、のんびりしたいとき、オフにしたいときはやはりこれに限る。そう言いたい良さがある。

 

2022/12/13(Tue.)——布団-外-存在。バット、 元気-ない-存在。

私の日記が滞るときは、元気ハツラツで日記なんかしょうもないことやってる暇がないときか、あるいは布団-内-存在の元気-ない-存在でクソ惨めな生活やってるときかのいずれかで、今回は(というか大体いつもそうだが)後者だった。

家に引きこもっている間、備蓄していた食料でなんとかやりくりしていたのだが、そこでなんとなく買っていたBASE Cookiesを食べることになった。だいぶ昔にBASE Breadを食べて、不味くて人間が食えるものではないと思ったのだが、クッキーでも同じだった。クッキーならカロリーメイト的な感じで食えるかな?と淡い期待を抱いて買った俺が馬鹿だった。俺はサイテーな気分の時でさえサイテーな食事をしなければならないのかと、すこしかなしくなった。

今日は久々の布団-外-存在になったが、相変わらず元気-ない-存在ではあった。外に出ると眩しくてクラクラした。

 

2022/12/07(Wed.)——就活、就活

昼までに大学に来れるくらいには元気になった。昼は気になっている企業の会社説明会に参加した。授業にも出たが、先週に引き続き途中で離脱した。先週は楽しい楽しいライブのため離脱したのだったが、今日はまた別の企業の面談に参加するため離脱したのであった。今日は2時間以上就活に費やしていて、たいへん偉い。

『すごい哲学』の書評を書いている。いつものような書評ではつまらないので文体で冒険してみている。接続詞をあえて削ったり、文章をぶつ切りにしたり、乱暴な言葉遣いにしてみたり、自分の文章に魔改造を施している。参考にしている文体がこれ。

goldhead.hatenablog.com

goldhead.hatenablog.com

勢いのある文体で大好きだ。貧乏だから野菜が食えないというとき、自分の文章にパンチが足りないと思ったとき、このブログが俺たちを救ってくれる。

 

2022/12/06(Tue.)——調子わる、サブミット、破天荒な文体

昨日に引き続き今日も調子は数字で言うと20–30ほどだったので、授業を1つすっぽかしてしばらく家で休養することを選択。その後、17:00からバイトがあるため起き上がり、おめかしして大学へ向かうことに。

大学到着後、最終的な仕上げの作業を施し、論文をサブミットした。最後になってまでまだちょろちょろ直したくなるような箇所が出てきて、それをつぶして、という反復作業が始まったのだが、だいたいのところで見切りをつけた。そしてサブミット。これで一安心。いい論文になるんだぞ〜

バイトから帰ってからは今度出る『すごい哲学』をどう書評しなてやろうかなーと案を練っていた。今のところは破天荒な文体で書く練習台にするのがいいかもしれない。

 

2022/12/05(Mon.)——調子わる、キツい香水とキツい人の香水

先週末が怒涛の活躍ぶりだったので、週明けは気だるいスタートである。一日のうちに100を出してしまうと、次の数日間が0-20くらいしか出せなくなるので、70-80くらいでぼちぼちやるのがよい。一度0-20のゾーンに入るとしばらく出られないので、のんびり70-80まで上げていく。

キツい香水が苦手だと思っていたのだが、キツい人の香水が苦手なのかも、と気づいた。香水がキツくても人間が嫌いじゃなければ大丈夫というか、香水もマシな匂いになるのだが、苦手な人間がつけている香りはどんなものであれ臭く感じる。より正確には、苦手な人間の放つ成分が私の中に入り込んでくることに対する拒否反応が起こっている、と言った方がいいかもしれない。匂いというのは視覚と違って侵襲的な部分が大きい。匂うことは体の中に丸呑みすることだ。

 

2022/12/02(Fri.)——『すごい哲学』が受け取れない、jellycatのぬいぐるみ

昨日『すごい哲学』の見本が送られてきたが不在で受け取れなかったので、今日の午前中に再配達を頼んだ。のだが、待てど暮らせどクロネコヤマトが来ず、今日も受け取ることができなかった。かなしい。明日の科学哲学会で『すご哲』片手に自己紹介とかしたかったのだが……

明日の科哲は行く予定だが、明後日の科哲は、かなしい哉、大阪にて就カス就活イベントがあるので参加できない。

いいニュースがあるとしたら、完成間近だった論文がほとんど完成したということくらいか。

追記。帰ったら『すごい哲学』届いてた。ヤマトさんごめんね。

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今日の素敵なもの

jellycatのコアラと犬のぬいぐるみ

jellycat.official.ec

jellycat.official.ec

🐨と🐶。どっちもかわいいので迷っていたら、わんこの方はなくなってしまった。

 

2022/12/01(Thu.)——寒い、論文完成間近、誕生月

寒い。

ついこの間まで「おいおい冬さんよ〜所詮こんなもんか?こっちはぜんぜん余裕なんだけど?ねえやる気あんの?オラオラ」というノリだったのだが、冬さん、急に本気出してきた。お、おい、そんなマジになんなよ笑。ちょっとからかっただけだろ……

10月からちょこちょこ書いていた論文だが、いよいよ最終稿らしきものができた。あとは引用部分とかのチェックと最後の見直しをしたらもう完成でいいかもしれない。色々なところで(計4回も)検討会をしていただいたので、確実によくなっている。ありがたいことです。

 

 

薬局のレジで「誕生日おめでとうございますー」とクーポンをもらって気づいたが、今月は誕生月だ。誕生日はまだまだ先だけれども、せっかくだしAmazonほしい物リストを貼っておく。気前のいい石油王がこの日記を読んでいるかもしれないしね。

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設定としてはリストにないやつも送れるようになっているので、これ読んで勉強しろや!というのがあったら是非お送りください。勉強します。

昨日のライブが素晴らしかった余韻がまだじわじわと続いており、世界が祝福で満たされている。みんなおめでとう。

今日の素敵なもの

中村佳穂 “get back” TOUR ✌︎ NIA near ✌︎ 2022


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2022/11の日記はこちら

eudaimon-richo.hatenablog.jp

 

diary|2022/11

2022/11/30(Wed.)——君島大空合奏形態「映帶」

昨日は雨でまったりとした空気感だったが、今日はキリッと寒くなった。明日はもっと寒くなるらしい。いやだ。

今日は待ちに待った君島大空合奏形態のライブだった。合奏形態のライブはこれまで配信では何度か観たが、生で観るのは初めてだった。リズム隊の抜群の安定感の上をバチバチのギターが暴れ回っており、大変よかった。今まで行ったバンドのライブの中でも最高のクオリティだと思う。西田修大、新井和輝、石若駿、君島大空——全パートが贅沢で、さながらアベンジャーズだった。新曲もベリベリグッドでファーストアルバムの期待が高まるばかりだ。予約した。

目の前にキャップを被った人がいて、つばがチラチラ視界に入って天誅を下そうかと思ったがやめておいた。そんなことがどうでも良くなるくらいいいライブだったし。とはいえ、ライブハウス(特にしっかり人が入っているライブ)では帽子くらいとりましょうよ、とは思う。ググってみたら服装と同じで基本的には個人の自由でしょと考えている人もまあまあいるみたいで、意外だった。

アベンジャーズが暴れ回った跡地

 

2022/11/29(Tue.)——朝活、『すずめの戸締り』

今日は3限も休講だしのんびり過ごそうと思っていた。が、朝7時に目が覚めてしまった。せっかくなら朝活しようということで映画『すずめの戸締り』を観に行ってきた。新海誠監督作品は別に好きではない(むしろ嫌いな方かもしれない)のだが、有名どころの作品は見ておきましょうね、というやつ。

新海誠は背景をいい感じに描く事に夢中になりすぎるからか、綺麗な背景のなかでキャラクターを動かして画面が固定的になりがちなのだが、今作は(特に最初の方とか、遊園地のシーンとか)背景を頑張って動かしていて偉かった。以前よりもダイナミックな画面になっていた。とはいえ、設定や小道具は相変わらず盛りだくさんというか、渋滞してませんか、とは思った。ダイジンたちに加えて三本足の椅子など、人外キャラクターが多すぎるのでは……。新海誠作品にはうすーいテーマがごちゃごちゃと入っているのだが、僕はもっと洗練された演出が好きです。

帰りに藤井大丸でやってるjellycatのポップアップを冷やかして、それからお直ししていたリクルートスーツを受け取った。

 

2022/11/28(Mon.)——TeX攻略、すげ〜哲学

論文。ほとんど書き終えて、検討会での疑問も概ね回収したのでいよいよ完成が間近である。先日はTeXにうまいこと移植できるか懸念していたのだが、杞憂だった。表の細かいところは\raiseboxで職人技みたいな微調整をしたのだが、まあ普通に見る分には随分きれいな文書ができた。どんなもんだい。

あと、『すごい哲学』の発売情報がちらほら出ている。買ってください。

 

 

2022/11/17(Thu.)——Without haste, but without rest.

そんなこんなで今日も論文を1000字ほど書き進めた。第一稿は10分の8くらいが完成しているのだが、これからの検討会でどれだけ粗が出てくるかが問題である。

それに、TeXできれいに整えたものを出したい気もするので、TeX未経験者の私は勉強しなければならない。締め切りまで時間はあるが、12月に入る頃にはあらかた片付けていたいのだが。まあ最悪きったないWordで出してしまおう。

 

2022/11/16(Wed.)——一保堂、BALの香り、文体

調子がいい。これから一週間弱これが続くので、そのうちに論文を書き上げてしまいたい。

黒い鳥と白い鳥で分かれていてかわいい

連日予定が入っていて忙しくなりそうなので、今日の午前中だけオフにした。まずは一保堂に行く。自分用とバイト先の差し入れ用のお茶を買った。

包みとパッケージがいけてる

リクルートスーツを流石に準備しないとまずそうなのでスーツショップで手頃なものを探した。また今度買いにこよう。

それからBALのニールズヤードレメディーズで念願のエッセンシャルオイルを購入。ウーマンズバランスとライム。これでBALの香りを再現することができる。本当はこれに加えてレモンユーカリも微量必要なのだが、レモンユーカリはかなり強くてほんの少しだけで十分なくらいなので、なくても大丈夫。

ウーマンズバランス+ライム=BAL

昼から研究室で先輩と文体についてあれこれと議論した。論文を書いているので自分の文体が気になる。話が面白くてつい長引いてしまい、論文が捗らなかったが、とはいえ1000字ほど書き進めたので及第点。

今日の素敵なもの

君島大空「都合」

youtu.be

MVが美しすぎる。涙が出そうだ。

 

2022/11/15(Tue.)——年末調整、嘘

忘れずに年末調整の書類を提出した。学部棟の建物はよく反射するガラスを使っていて、ときどきダンスの練習をしている人がいる。

よく反射するガラス

today's outfit

今日もばりばりと論文を書きたかった。が、最近出席できていない授業に追いつく作業でいっぱいいっぱいだった。論文に使う文献をもう一度眺めて下処理を施して今日は終わり。

そういえばこの前わざわざ東京まで行って面接を受けてきたインターンには落ちたらしい。残念。人生において、試験や面接で落ちた経験がほとんどない——剣道の昇段審査とアルバイトの面接がそれぞれ一回ずつくらい——ので、適切な落ち込み方がよくわからない。お祈りなんてものは就活で経験しないわけにはいかないので、あまり悲しむことではないのだが、必要以上に落ち込んでしまう。本選考じゃなくてよかったと思おう。

むしゃくしゃしたので『絶対内定2024——自己分析とキャリアデザインの描き方』という本を買ってきた。

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就活界隈では定評のある本らしい。たしかに僕は自己分析をくそだと思っているが、僕のえらいところはくそっぽいものでも、ちゃんと見てからくそだというところにあるので、買ってみたという次第だ。にしても題名と表紙がダサすぎる。外ではぜったい読めない。

自己分析とやらをやると、例えば、計画性があるだとか、協調性があるだとか、粘り強いだとか、まあ色々な性格特性が出てくるのだが、そのような単一の性格に人間を押し込めることには無理があると思うし、自己分析で様々な性格を持っていることが分かったとしてもESや面接で伝えるときには単純化を伴うので、結局人間を単一の型にぶちゅーっと押し込めていることには変わりがないと思う。

あなたの強みを選んでくださいとか言われても、半分以上は当てはまるし、よくわからない(僕は人生を通して割と多くのことにチャレンジしてきて自らの特性を広く開発してきた人間なので)。そんな人間がこの本を読んだらハキハキと自らの強みを語れるようになるのだろうか。

加えて救いようがないのは、ESや面接でエピソードに関して嘘をつく学生が少なくないということだ。虚無すぎる。

就活がうまいこといかないと今後の人生のあらゆる局面で就活を憎み続ける人間になりそうなので、うまいこといってほしい。側から見ていてもしょうもないし、何より憎しみを抱き続けるというのは苦しい。

今日の素敵なもの

yonawo『Yonawo House』

 

2022/11/14(Mon.)——偶然、就活エージェント、ばったり

日記の投稿が滞り、11月も半分が過ぎた。いかがお過ごしでしょうか。

11月の最初の方は布団から本当に一歩も動けないくらい辛い日が多かったのだが、落ち着いてきた。元手になる元気が出てくると、それを使って新たに元気を生み出すことができるのだが、元手になる元気がそもそもないと、その好循環に入ることができない。元手になる元気があるかないかは概ね偶然に委ねられており、波がやってきたときにはタイミングよく乗っかり、波がないときには落ち着いて次の波が来るのを待つしかない。

今日は元手元気があったので、大学に午前中から参上し、就活エージェントとの面談を2件片付けながら論文も2000字ほど書き進めることができた。すごい。えらい。かっこいい。

私がこれまでに面談をした就活エージェントの多くは若い人が多く、そのせいなのか私を君付けで呼んだり、相槌が馴れ馴れしかったりする。ちゃんと場を温めておらず、私の心を開いていない状態でそれをやるのはあまりにも分が悪いだろうと思う。もしかすると彼ら彼女らは君付けや相槌によって心を開こうとしているのかもしれない。しかし、私に言わせてみれば、順番が逆、なのである。

エージェントとの面談が終わり論文も一区切りついて疲れたので、リフレッシュに図書館巡りをしようと外をウロウロしていたら、学部からの友達に出会した。ゾンビみたいに歩いていたと思うのでよく声をかけてくれたなと思うが、それはさておき久しぶりに違う分野の同回生と話せてよかった。その上、知り合いの東洋史の先生にも出会して、10-20分ほど立ち話をした。今日は何だか色々な人にばったり出会う日だ。その先生は、学部の頃に一年間授業を受けただけなのだが、かつてランチに連れて行ってもらったり、色々気を遣ってくださっている。分野も違うのにこんなに親切にしてくれる大人がいるというのは尊いことだ。

今日の素敵なもの

GINZA2022年12月号の配色

ginzamag.com

POPEYE特集「お久しぶりです、京都。」の配色

popeyemagazine.jp

diary|2022/10

2022/10/27(Thu.)|中村佳穂ライブ

本日は中村佳穂のライブである。おめかししていこうと思い、とりあえず靴を磨いた。

お昼からバイトに入って、退勤後に京阪に飛び乗っていざ大阪へ。

ギターサウンドにこだわっているアルバムNIAのツアーで、ギターなしのツインドラム+ベース+コーラス+キーボード・ボーカルという編成だったのだが、NIAの曲もこの編成ならではのグルーヴィーなアレンジが施されていて、これはこれで「いいね」だった。

スマホで撮影してもよいということだったのだが、(おそらくミスで)フラッシュを焚いてしまう観客がいて、演出や私の集中が台無しになる場面がしばしばあったのは、残念だった。

さよならクレール、get back、忘れっぽい天使、LINDY……印象に残った曲を挙げようと思ったのだが、キリがないのでやめておく。

 

2022/10/26(Wed.)|君島大空のライブに当選、フレグランス

昨日が盛り沢山だったので、11:00ごろまでくたばっていたのだが、昼頃には大学に到着。君島大空(合奏形態)のライブチケットが当たったので、忘れないうちに支払いを済ます。

気持ちがいい。散歩日和だった。

研究室でお茶を淹れ、論考の第2節のアウトラインをざっくり整えて、学会の入会申込書類を作成して、そうこうしているうちに授業の時間になった。

夜はクリニックに通院した。薬の量も変わらずだが、クリニックに一番近い薬局の胡散臭さ(cf. 2022/03/16の日記)にいよいよ耐えられなくなったので、別の薬局に行ってみた。そしたら店内も明るいし、薬局のスタッフは愛想も良く、シルバーアクセサリーもつけてない。大変居心地が良かった。変えて正解である。

やや書くことが少ないので、この前BALで入念にウィンドウショッピングした話をしよう。

だいぶ前にBALの匂いは、ニールズヤードレメディーズの2種のエッセンシャルオイル——ウーマンズバランスとライム——をブレンドしたものだと知ったのだが、それをまず確かめに行った。店員さんの説明を聞くに、実は3種——先のもの+レモンユーカリ——らしい? レモンユーカリがなくても十分そうだったので、今度行った時にウーマンズバランスとライムを揃えようかと思う。エッセンシャルオイルは種類がたくさんありすぎてビュリダンのロバ状態になりがちなのが、気に入ったものを少しずつ揃えて、自分の好みを把握していけば大丈夫だろうと思う。

あと、ディプティックにも行った。店員さんが私好みのウッディ系の香りを丁寧に案内してくれた。オルフェオンが結構いい感じだった。タムダオも人気だし好きなのだが、今持ってるものと違いが少ないので、特段欲しくはない。ディプティックでは、商品の前に商品名や香りの成分を記したカードが置いてあって、それがそのままムエットになっていた。便利だ。みんなこのシステムを導入して欲しい。

 

2022/10/25(Tue.)|ご無沙汰、アブスト、KICK BACK(奥山由之)

ご無沙汰しております。新学期の疲れが溜まりに溜まってくたばっておりました。(その間の15日16日は京都で美学会の全国大会があったりして、かなりバタバタしていた。)一日中横になっていると当然何も面白いことが起こらないので、日記もほとんど更新する気が起こらず、といった具合。

僕の日記ファンの皆様(もしいらっしゃれば)、生きてはいますのでご安心を。

さて、少しずつ動けるようになってきたので、日記も再開することにする。

就活メール関連のツイートがいくつか。

チップとデール逆やろ問題についてのツイートも。

今日は論考のアブスト(ないし第1節)を書いて、授業に出て、バイトして、25日サロン(もとい木曜サロン)に出て、なかなか頑張った方だった。木曜サロンでは『チェンソーマン』がいかに面白くないのかを熱弁したのだが、全然伝わらなかった。なんということだ。

とはいえアニメのOPの米津玄師『KICK BACK』は大変素敵だ。AメロBメロの不安定さからサビの高揚感のバランス感覚が本当に見事なミュージシャンだと思う。MVも本日公開されたのだが、これもまた素敵だ。私はディレクターの奥山由之さんのファンである。奥山さんはポカリのCMやら星野源やカネコアヤノのMVやらも手がけている。というわけで、

今日の素敵なもの

米津玄師 KICK BACK

youtu.be

奥山由之

y-okuyama.com

 

2022/10/10(Mon.)|ゼミ、『ペンギン・ハイウェイ』、福岡南央子

8:00に一度起きたが、またもや油断していたら11:00なっていた。二度寝してお昼に起きても焦らなくなったことは、昨日も書いた通りである。

大音量で音楽を聴きながら顔を泡だらけにして洗顔している最中に、クロネコヤマトが来た。ピンポンにはギリギリ気づいたのだが、顔の泡をあらかた落としていざ出ようとした矢先にピンポンが鳴り止み、宅配業者は帰ってしまった。タッチの差である。この前もトイレしている最中に宅配が届いて出れなかったのだが、いったい何なんだ。不運にも程がある。今度住むところは必ずや宅配ボックスがある家にするのだと決意を固めた。

昼から夕方にかけて、ゼミに出た。今度書く予定の原稿の内容を大まかに話して、頭が整理された。というのは嘘で、発表資料を作る段階で大体の整理は終わっていた。もちろん、ゼミがなければ発表資料は作らなかった(作ったとしても自分にしかわからないレベルのメモになった)ので、結果としてはゼミなくしては頭は整理されなかったことになる。

昨日観た『漂流団地』があまりよくなかったので、お口直しに『ペンギン・ハイウェイ』を観にきた。初めてアマゾンプライムで観たときは、その出来のよさにびっくりしていたのだが、今日観てもやはり名作SFだった。原作・脚本がいいのだと思う。

『漂流団地』の主人公たちは小学6年生で、『ペンギン』の主人公アオヤマ君は小学4年生なのだが、アオヤマ君の方がよっぽど大人で(『漂流団地』の主人公が子どもすぎるのかもしれない)、やっぱり利口な子どもがいいよねと実感した。『漂流団地』よりも『ペンギン』の方を高く評価するのはそれはそうだろうという気もするが、僕の子どもの好み(あるいは子どもが嫌いなこと)を踏まえると、なおさら当然のことである。

アオヤマ君みたいなメンタリティで暮らしてきた部分は多少あるし、そのように暮らしていきたいとも思う。アオヤマ君のお父さんの教育は本当に立派だと思う(お母さんもね)。

 ぼくはたいへん頭が良く、しかも努力をおこたらずに勉強するのである。

 だから、将来はきっとえらい人間になるだろう。

〔……〕

 他人に負けるのは恥ずかしいことではないが、昨日の自分に負けるのは恥ずかしいことだ。一日一日、ぼくは世界について学んで、昨日の自分よりもえらくなる。たとえば、ぼくが大人になるまでは、まだ長い時間がかかる。今日計算してみたら、ぼくが二十歳になるまで三千と八百八十八日かかることがわかった。そうするとぼくは三千と八百八十八日分えらくなるわけだ。その日が来たとき、自分がどれだけえらくなっているか見当もつかない。えらくなりすぎてタイヘンである。みんなびっくりすると思う。

 

森見登美彦. (2010)2022.『ペンギン・ハイウェイ』. 第32版. 角川文庫. 5-6頁.

 

ファッション関連のツイートをいくつか。

 

今日の素敵なもの

グラフィックデザイナー福岡南央子さん

特に雑誌『エトセトラ』の表紙が好き。もし自分が単著を出すならば装丁はぜひこの人にお願いしたいという候補の方がたくさんいらっしゃるのだが(単著を出す予定など一切ないにもかかわらず)、福岡さんもその中のお一人である。

woolen2010.tumblr.com

 

2022/10/09(Sun.)|『雨を告げる漂流団地』、ミニシアターの座席、ROCKING ANIMALS

7:00に一度起きたが、油断していたら11:00になっていた。だが最近は、

最近取り組んでいるドリルを少し進めた。気が向いたので昼下がりには出町座に映画を観に。『雨を告げる漂流団地』。

この日は撮り忘れたので、翌日10月10日に撮影した写真を。

入場者特典。こういうのは扱いに困るのだが、まあ捨てた。

早めに来て、カフェでのんびり読書をしながら待っていたら、子どもを二人連れた父親が入ってきた。どうやらこの親子も映画を観るらしい。子どもたちは、わんぱく坊主な感じで、加えてどうやら人生初の映画なようで、上映前からイヤな予感がしたのだが、その予感は的中した。同じ列に一つ空席を挟んでその親子が座ったのである。

ミニシアターの椅子は気をつけて座らなければならない。というのも、一列横並びの座席は互いに繋がっていて、勢いよく腰かけたり背にもたれたりすると、同じ列に座る他の観客にかなりの衝撃が伝わるからだ。首の位置を据え直す動きでさえ気になるくらいだ。(ちなみに、MOVIXの椅子は個々の座席が独立して床に取り付けられているので、その心配はほとんどない。)

で、ガキお子様の話だ。その子どもたちはクスッとくるシーンなどでそれはもう楽しげに、もう一方の子供とおしゃべりしたり、足をバタバタさせたり、座席の上で飛び跳ねたりと、もうやりたい放題である。控えめに言って、最悪の環境だった。

もちろん、同じ列に座る親にも、子供たちの振る舞いの影響は及ぶので、親もあまりに程度がひどければ注意していた。しかし、その子供の一挙手一投足を注意するわけではない。その程度であれば目を瞑るべきだと考えているのか、注意するのにも飽きたのか、まあ知らないし、どうだっていいが、かなり不愉快だった。

正直子どもは——成長度合いにもよるが——半分は機械のようなものだと思うので、困った子どもに遭遇したときは、半分怒りつつも、半分諦めているのだが(cf. P・F・ストローソン「自由と怒り」)、その半分機械を躾けたり訓練したり対処したりすることを諦める親は半分機械でも何でもないので、普通にイライラした。

映画の方だが、これもまあガキがガキっぽい振る舞いをする映画で、鑑賞環境が今述べたような有り様であったせいか、うるさいガキは嫌いですね、という感想を抱く映画だった。もともと映画『ペンギン・ハイウェイ』が素敵だったので、同じ石田祐康監督ということもあって期待していたのだが、正直オリジナル作品としては微妙だった。もちろん、漂流団地というビジュアルや、団地その他が廃墟と化していく様子や、主題歌・挿入歌を担当したずとまよの音楽も良かったが、脚本が何ともいまいちだった。

例えば——ネタバレになるが——団地そのものであるのっぽ君を置いていく(一緒に帰らない)決断をした後で、再び一緒に帰ろうと言い始める(とはいえあれこれあって結局置いていくのだが)のは意味不明だった。のっぽは帰れないっつってんだし、お前らもさっきそれ理解してたろ。小学6年はそんなもんかもしれないのだが、映像の見栄えとか盛り上がりを作るために、一回一緒に帰るムーブを入れたのかなと思ってしまった。

そんなbadな一日でも素敵なものは見つかるものです。

今日の素敵なもの

MOHEIMのROCKING ANIMALS

ライフスタイルブランドMOHEIMのオブジェ。クジラが揺らし甲斐があって欲しいのだが、アシカしか残っていない。アシカも次点でかわいいのだが。

moheim.com

ちなみに、MOHEIMのSIGNSというピクトグラムサインは、今年のグッドデザイン賞を受賞している。

moheim.com

 

2022/10/08(Sat.)|鞍馬・貴船ハイキング、たん読、LDKWARE

今日は大学の地球科学の先生と鞍馬・貴船のハイキングに行った。何気に貴船の方に行くのは初めてだったので、プチ旅行みたいになってリフレッシュできた。春にも大文字山を越えて三井寺と琵琶湖まで踏破するハイキングに参加したのだが、それより体力的に楽なのもよかった。あれはあれで楽しかったのが、とはいえキツかったのもまた真実なのである。

きれいな枕状溶岩

🐅

🦌

ハイキングから帰ってきて、『哲学探究』を読む会(たん読)の初回の説明資料を作って、そのまま20時から初回たん読を開催した。たくさん参加していただいてありがたい限りです。

第2回は、来週10月15日(土)の20:00-21:30、§1からです。

今日の素敵なもの

LDKWARE

www.1101.com

YAECAと「ほぼ日」が共同で運営するウェブサイト。心地よいブランドと心地よいコンテンツが共同で運営するサービスなんて、当然、心地よいに決まっているだろう。

 

2022/10/07(Fri.)|ペンギン、セルフケア、MiiR

朝からそれはもうひどい雨で、どうせ初回だから30分も経たずに終わる演習のためにわざわざ大学へ出向くのが馬鹿馬鹿しかったが、大学へ出向いてやった。馬鹿馬鹿しい人生である。とはいえ、そのおかげか、出町座の装飾が変わっているのに気づいた。『ペンギン・ハイウェイ』と『夜は短し歩けよ乙女』の装飾。

サイン入り

出町座美術部さんのご活躍

演習の初回が一瞬にして終わった後、研究室のメンバーが増えたのに伴って在室表を更新したりなどの事務作業を進めた。研究生の方に、伊藤さんはいつも研究室で作業していて偉いですね!と褒められたのだが、全く自覚がない。確かに研究室には一番頻繁にいると思うが、自分の研究がちゃんと進んでいるかと言われたら、答えはノーだ。

バイトに入った(今週はほぼ毎日バイトだ!)。特に今日が一番ピークで忙しい時期でだいぶやばかった。

新学期が始まって疲労が溜まっているので、一昨日と同じように入念に入浴し、ヨガをやった。ここ一年くらいでセルフケアの重要性がよくわかってきた。瞑想法の一種だと考えると、日常的な家事やセルフケアが本当にありがたいものに思えてくるし、積極的にやろうという気になる。このように考えない限りは、それらは「やらないで済むならやらなくてもいい(仮にアウトソーシングできるならするべき)雑事」という位置づけになって、他ならぬ私がそれをする意味が見出せなくなる。だが、瞑想を他人に任せることはできない。家事とセルフケアも、実のところ事情は同じだ。

今日の素敵なもの

MiiR

シアトルに拠点を置く、ステンレス製のマグやタンブラーのブランド。シアトルらしい、シンプルで印象のいいデザインのプロダクトが多い。どうやら環境保護を企業理念の大事なところに据えているようだ。

ただ、エコでサステナブルなだけの企業ではない。MiiRのボトル(白)はこれこそ私が探し求めていたボトルだ。KINTOとかも考えていたのだが、KINTOのタンブラーは飲み口の黒いパーツがなんとも微妙で、「まあいいんだよ、いいんだけど……気が向いたらまた買おう」とずっと思っていたのだ。そこでこんなに僕の求めたいたものにドンピシャのプロダクト出されたら、もう買うしかないだろう。とはいえちょっと高い。KINTOの2倍くらいする。辛い。

www.miir.jp

Wide Mouthwww.miir.jp

 

2022/10/06(Thu.)|定義、バイト

昨日入念なセルフケアをしたおかげか、目覚めがよかった。

その調子で午前中は大学へ赴き、課題をこなす。定義というものについて色々考えるところがあったので、関連する他の考えも含めてTwitterに投下した。

バイトも入ってビシバシ働いた。労働中、そういえば10月分の学生購入希望図書の申込をしていないなと思ったので、出しておいた。ストローソンの研究書を買ってもらう予定。

今日の素敵なもの

STUTS - World’s End feat. Julia Wu, 5lack (Studio Live with Julia Wu, TAIHEI, Keigo Iwami)

youtu.be

 

2022/10/05(Wed.)|家事リセット、ブレインフォグ

ここ最近忙しく元気もなくて洗い物が溜まっていたのだが、今日の午前中でそれらを片付けることができた。すっきり。コップの類が3人暮らしかってくらい沢山あるのだが、そのせいでちょっと洗い物を溜めてもなんとかなってしまうのがよくないのかもしれない。いくつか断捨離しようかな。いや、「コップ少なくなったから新しいの何か買おうかな!」となる未来が見える……

ついでに家中のシャツにアイロンをかけた。アイロンがけは数ある家事の中でも一等好きな家事だ。だって何せシワが伸びるのだからね。シワがピンと伸びてホカホカになったシャツを早速着るのも気持ちがいい。今日は少し肌寒くなったから、なおさらそうだ。

4限の演習に行った。講義が始まるのを待っていたら、途中から人が増えてきたのでなるべく多くの人が座れるように窓側に詰めたら、即刻、4箇所蚊に刺された。結局、受講者数は演習とは思えないほどの人数で(60人くらいおるらしい)普通に人気の講義かよという感じだった

人が沢山いる教室(それも出入り口から遠い位置に座ったとき)はだいぶ苦しいかもしれない。声には出さないが、心がその間じゅう「ゔゔゔゔゔゔゔゔ……」という呻き声をあげていた。数年前に比べて人混みが苦手になった。情報が無尽蔵に頭に入ってきて発狂しそうになる(しないが)。

そのあとは一日調子が狂って、終始頭にもやがかかったような状態で辛かった。耳をマッサージしても全然改善しなかったので、30分ほど入念にヨガをやった。だいぶマシになった。

新学期の疲れが着実に溜まっている。ので、いつもより早く寝た。

「今日の素敵なもの」を最近更新できていない。なぜなら今日のsuckなものばかり目につくからだ。僕はsuckなものの方に目が向きがちなので、「今日のsuckなもの」リストを作ってもいい(し、僕は人の好きなものより嫌いなものを聞いた方が楽しいタチだ)のだが、流石にブログが殺伐になりすぎるので、やめる。

というわけで、久しぶりの「今日の素敵なもの」行ってみよう。

今日の素敵なもの

Naeba Sessions: STUTS at ところ天国 (full set)

youtu.be

 

2022/10/04(Tue.)|京都走り、授業が始まった

京都に来て驚いたことを挙げてくださいと言われたら、お寺が身近にあって〜とかそんなどうでもいいことは差し置いて、まず間違いなく交通マナーの酷さを挙げる。私はかの「名古屋走り」で悪名高い名古屋の高校に通っていたのだが、そんな私からみても「京都走り」のヤバさは群を抜いている。

名古屋走りの影響関係はおそらく車のドライバーに顕著、あるいは車のドライバー間で閉じているのだが、京都走りの場合は、それが歩行者や自転車のドライバーにも広がって、さらに強度が高まっている、と言えば伝わりやすいかもしれない。いずれにせよ京都は、歩行者や自転車が道路を我が物顔で通行しつつ、その一方で車もまた道路を我が物顔で通行しており、轢きたがりと轢かれたがりが跳梁跋扈する阿鼻叫喚シティなのである。特に出町柳から百万遍までの細い道を想定してこれを書いている。

本日のくそどす交通マナーは、出町柳駅前に路駐しているタクシーの横を自転車で通過しようとした時に、ウィンカーも何も出さないままタクシーが急発進したことだ。普通に轢かれかねなかったし、そうでなくてもただでさえ路駐のせいで車道側に出なきゃならん私がさらに車道のど真ん中に追いやられることになる。本当に免許持ってるのか? くそどす。

自転車の運転マナーも総じてやばいのだが、これはまたいつか別の日に。

授業が始まって、久しぶりに同期にも会った。あと、文学部の友人にもばったり会えたりした。新学期が始まったばかりの大学はやはり、偶然性で充満している。

昨日、ノイジーすぎてもダメだということを書いたのだが、ノイジーに晒されている間はハイになってなんだか楽しくなってしまうのも事情をややこしくしている。飲み会とかもそうだ。ノイジーでそれが終わったらどっと疲れが出てくるに違いないのだが、それに関わっている間は本当に楽しいのだ(つまらん飲み会もあるがそれは除く)。

 

2022/10/03(Mon.)|大学が始まった、たん読も始まった

大学が始まった。久しぶりにキャンパスが人で賑わっている。留学生もだいぶ増えた印象だ。それに伴ってバイトも忙しく、大変な一日だった。特に授業もないのだが、この調子で行くともうえらいことになってしまうと思う。

暮らしがノイジーだと辛くなるということがわかってきた。例えば、毎日新しい人に出会ってたくさんコミュニケーションをしたりするとか。僕はおしゃべりが好きだし、得意でもあると思うのだが、新しい出会いがあった日は、家に帰ってくると床の上でゲル状になる時間が増えていると思う。ノイズが全くないのもそれはそれで退屈なのだが、ノイジーすぎてもダメだ。

それと、たん読をテコ入れして再始動させた。皆さんどしどしご連絡くださいね。

たん読の詳細はこちら

哲学オンラインセミナーさんでも広報をしていただいた。毎度毎度ありがとうございます。

www.philosophyonline.net

 

2022/10/01(Sat.)|ピクニック、『リコリス・ピザ』

朝頑張って起きて人気のパン屋さんへ行ってきた。というのも、今日はお昼から前の職場の人たちとピクニックをするからだ。

ここは品数はそれほど多くない、むしろ少ない方だけれども、品のいいパンが揃っていてどれも美味しい、というタイプのお店。たくさん買ってそのうちの一部を朝ごはんにした。

お昼からは前の職場の人たちと僕のお気に入りスポットで集合してピクニックした。いい場所だねと気に入ってもらえた。近況報告をしたり、就活のあれこれを相談したりして、とてもいい時間だった。

その後は大学に寄って少しばかり作業して、家に帰った。夜は出町座で『リコリス・ピザ』を観た。音楽がいい映画だった。

https://www.licorice-pizza.jp/#