2022/11/30(Wed.)——君島大空合奏形態「映帶」
昨日は雨でまったりとした空気感だったが、今日はキリッと寒くなった。明日はもっと寒くなるらしい。いやだ。
今日は待ちに待った君島大空合奏形態のライブだった。合奏形態のライブはこれまで配信では何度か観たが、生で観るのは初めてだった。リズム隊の抜群の安定感の上をバチバチのギターが暴れ回っており、大変よかった。今まで行ったバンドのライブの中でも最高のクオリティだと思う。西田修大、新井和輝、石若駿、君島大空——全パートが贅沢で、さながらアベンジャーズだった。新曲もベリベリグッドでファーストアルバムの期待が高まるばかりだ。予約した。
目の前にキャップを被った人がいて、つばがチラチラ視界に入って天誅を下そうかと思ったがやめておいた。そんなことがどうでも良くなるくらいいいライブだったし。とはいえ、ライブハウス(特にしっかり人が入っているライブ)では帽子くらいとりましょうよ、とは思う。ググってみたら服装と同じで基本的には個人の自由でしょと考えている人もまあまあいるみたいで、意外だった。
君島大空合奏形態、凄すぎてアベンジャーズかって感じだった
— 迅亮 (@eudaimon_richo) 2022年11月30日
2022/11/29(Tue.)——朝活、『すずめの戸締り』
今日は3限も休講だしのんびり過ごそうと思っていた。が、朝7時に目が覚めてしまった。せっかくなら朝活しようということで映画『すずめの戸締り』を観に行ってきた。新海誠監督作品は別に好きではない(むしろ嫌いな方かもしれない)のだが、有名どころの作品は見ておきましょうね、というやつ。
新海誠は背景をいい感じに描く事に夢中になりすぎるからか、綺麗な背景のなかでキャラクターを動かして画面が固定的になりがちなのだが、今作は(特に最初の方とか、遊園地のシーンとか)背景を頑張って動かしていて偉かった。以前よりもダイナミックな画面になっていた。とはいえ、設定や小道具は相変わらず盛りだくさんというか、渋滞してませんか、とは思った。ダイジンたちに加えて三本足の椅子など、人外キャラクターが多すぎるのでは……。新海誠作品にはうすーいテーマがごちゃごちゃと入っているのだが、僕はもっと洗練された演出が好きです。
帰りに藤井大丸でやってるjellycatのポップアップを冷やかして、それからお直ししていたリクルートスーツを受け取った。
2022/11/28(Mon.)——TeX攻略、すげ〜哲学
論文。ほとんど書き終えて、検討会での疑問も概ね回収したのでいよいよ完成が間近である。先日はTeXにうまいこと移植できるか懸念していたのだが、杞憂だった。表の細かいところは\raiseboxで職人技みたいな微調整をしたのだが、まあ普通に見る分には随分きれいな文書ができた。どんなもんだい。
あと、『すごい哲学』の発売情報がちらほら出ている。買ってください。
私も『すごい哲学」第2章「アートや美意識から考える哲学研究」に一項目書きました🖋
— 迅亮 (@eudaimon_richo) 2022年11月21日
絵画作品の存在論について存在論という言葉を使わずに説明する文章です。かなり時間をかけて丁寧に書いたのでなかなか読みやすいんじゃないかと思います https://t.co/t9zAXm6xYr
『すごい哲学』も眼鏡を掛けて考え込んでいる風の子供のカバーになるかなと思ったら、まさしくその通りになった。あと帯に「世界の見え方がガラリと変わる」とあるが、どれだけの項目がそうなのかは気になるところだ(見え方をガラリと変えてくれることを読者は求めていそうなので)
— 迅亮 (@eudaimon_richo) 2022年11月26日
2022/11/17(Thu.)——Without haste, but without rest.
そんなこんなで今日も論文を1000字ほど書き進めた。第一稿は10分の8くらいが完成しているのだが、これからの検討会でどれだけ粗が出てくるかが問題である。
それに、TeXできれいに整えたものを出したい気もするので、TeX未経験者の私は勉強しなければならない。締め切りまで時間はあるが、12月に入る頃にはあらかた片付けていたいのだが。まあ最悪きったないWordで出してしまおう。
先日エッセンシャルオイルを買って早速使っているので部屋の匂いが自室とは思えないほどBALなのだが、部屋の汚さがBALと思えないほど自室。
— 迅亮 (@eudaimon_richo) 2022年11月18日
2022/11/16(Wed.)——一保堂、BALの香り、文体
調子がいい。これから一週間弱これが続くので、そのうちに論文を書き上げてしまいたい。
連日予定が入っていて忙しくなりそうなので、今日の午前中だけオフにした。まずは一保堂に行く。自分用とバイト先の差し入れ用のお茶を買った。
リクルートスーツを流石に準備しないとまずそうなのでスーツショップで手頃なものを探した。また今度買いにこよう。
それからBALのニールズヤードレメディーズで念願のエッセンシャルオイルを購入。ウーマンズバランスとライム。これでBALの香りを再現することができる。本当はこれに加えてレモンユーカリも微量必要なのだが、レモンユーカリはかなり強くてほんの少しだけで十分なくらいなので、なくても大丈夫。
昼から研究室で先輩と文体についてあれこれと議論した。論文を書いているので自分の文体が気になる。話が面白くてつい長引いてしまい、論文が捗らなかったが、とはいえ1000字ほど書き進めたので及第点。
今日の素敵なもの
君島大空「都合」
MVが美しすぎる。涙が出そうだ。
2022/11/15(Tue.)——年末調整、嘘
忘れずに年末調整の書類を提出した。学部棟の建物はよく反射するガラスを使っていて、ときどきダンスの練習をしている人がいる。
今日もばりばりと論文を書きたかった。が、最近出席できていない授業に追いつく作業でいっぱいいっぱいだった。論文に使う文献をもう一度眺めて下処理を施して今日は終わり。
最近乾燥してきたので有益情報👐
— 迅亮 (@eudaimon_richo) 2022年11月15日
手がカサカサするけどハンドクリームはベタベタするから嫌い、という人はOSAJIのハンドクリームを使いましょう。ジェルみたいな質感でほとんどベタつかない。余程の潔癖症でない限りはパソコンやスマホも触れるよ。
香りは無香料+3種。https://t.co/jmjJHmpkwD pic.twitter.com/pFAwBCMk3d
そういえばこの前わざわざ東京まで行って面接を受けてきたインターンには落ちたらしい。残念。人生において、試験や面接で落ちた経験がほとんどない——剣道の昇段審査とアルバイトの面接がそれぞれ一回ずつくらい——ので、適切な落ち込み方がよくわからない。お祈りなんてものは就活で経験しないわけにはいかないので、あまり悲しむことではないのだが、必要以上に落ち込んでしまう。本選考じゃなくてよかったと思おう。
むしゃくしゃしたので『絶対内定2024——自己分析とキャリアデザインの描き方』という本を買ってきた。
就活界隈では定評のある本らしい。たしかに僕は自己分析をくそだと思っているが、僕のえらいところはくそっぽいものでも、ちゃんと見てからくそだというところにあるので、買ってみたという次第だ。にしても題名と表紙がダサすぎる。外ではぜったい読めない。
自己分析とやらをやると、例えば、計画性があるだとか、協調性があるだとか、粘り強いだとか、まあ色々な性格特性が出てくるのだが、そのような単一の性格に人間を押し込めることには無理があると思うし、自己分析で様々な性格を持っていることが分かったとしてもESや面接で伝えるときには単純化を伴うので、結局人間を単一の型にぶちゅーっと押し込めていることには変わりがないと思う。
あなたの強みを選んでくださいとか言われても、半分以上は当てはまるし、よくわからない(僕は人生を通して割と多くのことにチャレンジしてきて自らの特性を広く開発してきた人間なので)。そんな人間がこの本を読んだらハキハキと自らの強みを語れるようになるのだろうか。
加えて救いようがないのは、ESや面接でエピソードに関して嘘をつく学生が少なくないということだ。虚無すぎる。
就活がうまいこといかないと今後の人生のあらゆる局面で就活を憎み続ける人間になりそうなので、うまいこといってほしい。側から見ていてもしょうもないし、何より憎しみを抱き続けるというのは苦しい。
今日の素敵なもの
yonawo『Yonawo House』
2022/11/14(Mon.)——偶然、就活エージェント、ばったり
日記の投稿が滞り、11月も半分が過ぎた。いかがお過ごしでしょうか。
11月の最初の方は布団から本当に一歩も動けないくらい辛い日が多かったのだが、落ち着いてきた。元手になる元気が出てくると、それを使って新たに元気を生み出すことができるのだが、元手になる元気がそもそもないと、その好循環に入ることができない。元手になる元気があるかないかは概ね偶然に委ねられており、波がやってきたときにはタイミングよく乗っかり、波がないときには落ち着いて次の波が来るのを待つしかない。
今日は元手元気があったので、大学に午前中から参上し、就活エージェントとの面談を2件片付けながら論文も2000字ほど書き進めることができた。すごい。えらい。かっこいい。
私がこれまでに面談をした就活エージェントの多くは若い人が多く、そのせいなのか私を君付けで呼んだり、相槌が馴れ馴れしかったりする。ちゃんと場を温めておらず、私の心を開いていない状態でそれをやるのはあまりにも分が悪いだろうと思う。もしかすると彼ら彼女らは君付けや相槌によって心を開こうとしているのかもしれない。しかし、私に言わせてみれば、順番が逆、なのである。
エージェントとの面談が終わり論文も一区切りついて疲れたので、リフレッシュに図書館巡りをしようと外をウロウロしていたら、学部からの友達に出会した。ゾンビみたいに歩いていたと思うのでよく声をかけてくれたなと思うが、それはさておき久しぶりに違う分野の同回生と話せてよかった。その上、知り合いの東洋史の先生にも出会して、10-20分ほど立ち話をした。今日は何だか色々な人にばったり出会う日だ。その先生は、学部の頃に一年間授業を受けただけなのだが、かつてランチに連れて行ってもらったり、色々気を遣ってくださっている。分野も違うのにこんなに親切にしてくれる大人がいるというのは尊いことだ。
今日の素敵なもの
GINZA2022年12月号の配色
POPEYE特集「お久しぶりです、京都。」の配色